いよいよ明日から・・・
いよいよ明日から太宰府市役所1階ロビーにて
「小さな小さな赤ちゃんの写真展~手のひらに伝わる命の輝き~」が始まります。(土日は除く~9月10日(木)まで 時間は9時~17時、最終日は16時まで)
今日は、実行委員メンバーたちが設営準備を行ってくれました。本当にご苦労様でした。(ママは準備に行っていないので、この写真は設営を行ってくれたメンバーから送ってもらったもの)
この写真展はかなママさんプロデュース。
一枚のボードに一人の赤ちゃんの出生時から成長の過程を写真で紹介。そして、それぞれにお母さんから子どもへの手紙が添えられている。
最近、NICU(新生児集中治療室)のことがテレビなどで報道されることが増えているが、実際のところ子どもたちの現実はなかなか伝わっていないもの。
「ふーん、今は医療が進んでいるからあんなに小さく生まれても生きるんだね。」と簡単に思われている面も多いと思う。
確かにそうかもしれないけど、NICUの中では生死をさまよい、様々なことを乗り越えて乗り越えて退院する子ども達がたくさんいる。そして、退院したらしたで、普通のような育児というわけにはいかない場面がとても多い。病院とも縁がすぐに切れるわけもない。市販されている育児書なんて参考にもならない。
予防接種ひとつとっても、ハイリスク児ということで地域の小さな小児科で断れることがある。未熟児ゆえの超スローペースの成長・発達を考慮されずに(というか理解されていない)集団検診で辛い思いをする母親もいる。母子手帳だって正期産、定型発達の子が前提で作られているから使いにくいし、欲しい情報は載っていない。4ヶ月の早産でNICUに半年近く入院して、退院したかと思えば1年の育児休暇期間は終了だから仕事に復帰しろと言われる人もいる。就園・就学問題にぶつかる子だっている。
普通の人ならまだしも、行政の担当者に子どもたち、そして親の置かれている現実を理解されていないが故にぶつかるたくさんの問題・・・。
病院での写真展は、後輩ママたちへの応援メッセージという意味合いで行うけれど、こういう公共の場での開催は、そんな私たちの抱える問題を考えるきっかけになって欲しいという思いがある。そして、ひとつでも解決につなげていきたいと考えている。
もちろん、こんなに頑張って生きている子どもたち、命の輝きを素直に感じて欲しい。医療の素晴らしさ、命の素晴らしさを感じてもらいたい。
そんなたくさんの思いを込めてこの写真展を企画し、交渉し、制作・準備にと全てを中心で行ってくれたかなママ、そしてスタッフのみんな、本当にありがとう。
いつものママは、にいたんが学校に行っている間にカンガルーの親子に関する用事を済ませているのだけど、今は夏休み真っ最中。毎日のあやたんの病院や療育に付き合ってくれるにいたん。にいたんの用事も目白押しで、ママはわがままを言わせてもらってカンガルーの親子は夏休み状態。
おかげで、今日も朝からリハビリやリトミックの療育を一緒に楽しみ、たっぷり兄妹楽しく遊ぶ時間もにいたんの宿題の時間もできたよ、ありがとう。
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