『ガラスのお腹』
ママの退院の日、自宅に帰る途中、書店に立ち寄った。
NICUのモニター面会室においてあった本を探すためだ。
タイトルは『ガラスのお腹 ~22週と5日で生まれて~』(著:海月まき子 新風舎)だ。
『小さく生まれた赤ちゃんの安心育児』(ベネッセコーポレーション)も購入した。他にも何かいいものがないか探したけれどなかった。
とにかくあやたんと少しでも産まれた状況が近い子のことが知りたい。
家に帰ると『ガラスのお腹』を一気に読んだ。涙が止まらない。理由もなく涙があふれ出てくる。あやたんが産まれてこの日まで、こんなに泣いたことがない。気持ちが張り詰めて封印していた想いが、家に帰ってきたことと本を読んだことで一気にあふれ出てきてしまった。
NICUを退院したのは1年4ヵ月後・・・
あやたんの入院計画書には4~6ヶ月と書いている。
パパとママは、あやたんの退院の目標は誕生から「半年後」と定め、とにかく前へ進んでいくしかないと決めた。
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